
あなたは今月、何にお金を使いましたか?
そのお金は、「生きるため」ですか? それとも、「人生を豊かにするため」ですか?
僕は、家計簿をつける時、マズローの欲求階層説を使って考えています。
マズローとは、アメリカの心理学者アブラハム・マズローが提唱した、「人間の欲求を5段階で表した理論」です。
この理論を家計簿に当てはめると、お金の使い方が驚くほどクリアになります。
この記事では、僕がどうやってマズローの理論を家計簿に応用しているか、全部公開します。
1. マズローの欲求階層説とは
まず、マズローの欲求階層説を簡単に説明します。
マズローの欲求階層説
人間の欲求は5段階のピラミッド構造になっており、下層の欲求が満たされると、上層の欲求を求めるようになる。

第1層:生理的欲求 食事、睡眠、排泄など、生きるために必要な欲求
第2層:安全の欲求 住居、健康、安定など、安心して暮らすための欲求
第3層:社会的欲求 所属、愛情、友情など、人との繋がりを求める欲求
第4層:承認欲求 他者からの評価、尊重を求める欲求
第5層:自己実現欲求 自分の可能性を最大限に発揮したいという欲求
2. 家計簿とマズローを結びつける
では、このマズローの理論を家計簿に当てはめてみます。
僕は、家計簿をつける目的をこう定義しています。
「月々にかかる、生きるために必要なお金を把握する」
では、「生きるために必要なお金」とは何でしょうか?
僕の答え:第1層と第2層のお金
マズローの欲求階層説でいうと、生理的欲求と安全の欲求が「生きるために必要なお金」です。
つまり:
- 食費
- 家賃
- 光熱費
- 日用品
これが「生活費」の正体です。
そして、第3層以上が「人生を豊かにするお金」です。
- 社会的欲求(第3層):交際費、デート、飲み会
- 承認欲求(第4層):服、美容、SNS映えする体験
- 自己実現欲求(第5層):趣味、旅行、成長費
娯楽費とは、第3層〜第5層のお金。
この分け方をすることで、
「生きるために必要な最低限のお金」が明確になります。
そして、残りのお金で「人生を豊かにする」ことができる。
これが、僕がマズローを使う理由です。
3. 僕の家計簿をマズローで分類
では、僕の実際の家計簿を、マズローで分類してみます。
【第1層:生理的欲求】月約60,000円
食費:40,000円
- 自炊の食材費:20,000円
- コンビニランチ:10,000円
- 一人外食:10,000円
光熱費:15,000円
- 電気:6,044円
- ガス:6,800円
- 水道:2,600円
日用品:5,000円
- トイレットペーパー、洗剤、シャンプーなど
ポイント:
これが「生きるために必要な最低限のお金」です。
もし会社を辞めても、この6万円があれば「生存」できる。
この数字を把握しておくことが、心の余裕に繋がります。
【第2層:安全の欲求】月約73,300円
家賃:55,000円
- 住居、安心して眠れる場所
通信費:3,300円
- 楽天モバイル
- 現代では「安全の欲求」に近い(連絡手段、情報)
サブスク:750円
- Amazon Prime:600円
- Apple:150円
ポイント:
家賃は「安全の欲求」です。雨風をしのぎ、安心して眠れる場所。
通信費も、現代では「安全」に近い。連絡が取れない、情報が得られないのは不安だから。
サブスクは微妙ですが、僕は「安全」に分類しています。娯楽というより「日常の安定」に近い。
第1層+第2層 = 約130,000円
これが、僕の「生活費」です。
月13万円あれば、生きていける。
この数字を知っておくことが、家計簿の最大の目的だと思っています。
【第3層:社会的欲求】月約15,000円
交際費・デート
- デート:15,000円/月
- 飲み会:1,667円/月(5,000円÷3ヶ月)
ポイント:
人と繋がるためのお金。
デート、飲み会、友達と遊ぶ。
これは「社会的欲求」です。
僕はあまり飲みに行かないので、ここは少なめ。
【第4層:承認欲求】月約5,750円
服・美容
- 服:4,167円/月(年5万円÷12)
- 散髪:2,500円/月(5,000円÷2ヶ月)
- スキンケア:250円/月(年3,000円÷12)
ポイント:
「他人からどう見られるか」に関わるお金。
服、髪型、身だしなみ。
これは「承認欲求」に近い。
僕はあまり服を買わないので、ここも少なめ。
【第5層:自己実現欲求】月約37,000円
趣味・成長費:6,000円
- コーヒー豆:2,000円
- レザークラフト材料:2,000円
- サッカー・フットサル:2,000円
- 本(成長費):含まれる
旅行:24,000円/月(年28万円)
その他:5,000円
- イベント、フェスなど
ポイント:
「自分の可能性を広げる」ためのお金。
趣味、旅行、学び。
これが「自己実現欲求」です。
僕は旅行が好きなので、ここに一番お金を使っています。
4. マズローで見えてくること(600字)
家計簿をマズローで分けると、3つのことが見えてきます。
① 「生きるお金」と「豊かにするお金」の違い
第1層+第2層 = 約13万円 → 生きるお金
第3層〜第5層 = 約6万円 → 豊かにするお金
この違いが明確になります。
「もし収入が減ったら、第3層以上を削ればいい」
「13万円さえあれば、最低限生きていける」
この感覚が、心の余裕を生みます。
② 自分が「どの層」にお金を使っているか
僕の場合、第5層(自己実現)に一番お金を使っています。
旅行、趣味、成長。
これが、僕の価値観です。
逆に、第4層(承認欲求)にはあまり使っていない。
服や美容にお金をかけない。
自分がどの層を重視しているか、数字で見えるようになります。
③ 「削れる場所」が分かる
もし節約したいなら、上の層から削るのが基本です。
第5層(旅行、趣味)→ 削りやすい 第4層(服、美容)→ 削りやすい 第3層(交際費)→ やや削りにくい 第2層(家賃、通信費)→ 削りにくい 第1層(食費、光熱費)→ 削るのは危険
「生きるお金」を削ると、ストレスになる。
削るなら、「豊かにするお金」から。
でも、僕は削りません。
なぜなら、人生を豊かにするお金は、削りたくないから。
5. まとめ
家計簿をマズローの欲求階層説で分けると、
「生きるお金」と「豊かにするお金」が見える。
- 第1層・第2層 → 生きるお金(生活費)
- 第3層〜第5層 → 豊かにするお金(娯楽費)
この分け方をすることで、
「最低限いくらあれば生きていけるか」が分かる。
そして、残りのお金で「人生を豊かにする」ことができる。
これが、僕がマズローを使う理由です。
あなたも、自分の家計簿をマズローで分けてみてください。
きっと、新しい発見があるはずです。
カニ

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